水草を綺麗に育てるコツ

一番気を付けたい水質

普通、アクアリウムショップなどに流通している水草の多くは弱酸性の水質を好みます。
日本では水道水はほとんどの場合、中性から弱アルカリ性の間です。

そこで、水槽内の環境を弱酸性に近づける必要があります。
水質を弱酸性にするためには、底床にソイルを使用するとよいでしょう。
ソイルとは、岩が風化して細かくなった石、砂、分解されたミネラルの集合体で丸い粒上になっています。
ソイルを入れることで、水質は水草の育成に適した弱酸性になります。

栄養分の基本

底床にソイルを使うメリツトはほかにもあります。
ソイルは豊富なミネラルを含んでいるため栄養分豊かなのです。
ソイル以外の底床を使う場合には、固形肥料か液体肥料を追肥する必要があるでしょう。

初心者にはなかなか微妙な調整が難しいので、最初はソイルを使用することをおすすめします。
ちなみに吸着系ソイルを使用する場合も追肥が必要です。
固形肥料を追肥する場合は、底床に埋めて使用します。
液体肥料の場合は、水に直接肥料を添加します。
根からだけでなく、葉からも栄養分が吸収されるようになります。

光合成にも配慮を

水草も植物ですから育成には光が必要です。
光が足りないと、光合成が行えず弱々しくなります。
光合成が正常に行われれば水草は水中の余分な栄養分を吸収し、水質の安定にも役立ちますし、コケが生えるのを予防することもできます。

室内でアクアリウムを行う場合は、太陽光だけでは足りません。
照明をつけることで光量を補います。
照明は蛍光灯、LED、メタハラの3種類の中から選べます。
蛍光灯は最もポピュラーなタイプの照明です。
水槽全体を照らすことができるというメリットがあります。

LEDは半永久的に使えますが、赤の波長があまり出ないのでアクアリウムにはあまり向かないといわれてきました。
ですが、最近は水槽用のLEDも出てくるようになったので、今後は水草育成の主流になってくるかもしれません。
メタハラは工事現場や野球のグラウンドなどで使用される非常に強い光量のライトです。
太陽光に波長が似ているというメリットもあります。

見落としがちなCO2

水草水槽には、CO2添加装置が必要です。
二酸化炭素を添加することで水草の光合成が促されて、より美しく育つからです。
水草の中には二酸化炭素を添加しないと育たない種類もあります。

ただし、二酸化炭素がなくても育つ種類の水草もあるので、それぞれの特性を知って適量を添加しましょう。
また、熱帯魚などを飼育しているならば、二酸化炭素を添加しすぎると魚が酸欠状態になってしまうので注意してください。
夜間には二酸化炭素の添加を中止しましょう。
初心者の場合は、添加量を少なめにして様子を見ながら添加量を決めていくとよいでしょう。